権威主義の行く末
2016年7月24日 投稿者:宮司
現在、日本では、民主主義から権威主義への移行が起きようとしている。このまま進めば、最後は全体主義に行き着くことになるであろう。
私は、自身のブログの各所で、この現象に対する警鐘を鳴らしてきた。そして、全体主義がいかに時代錯誤のものであるかということも説明をしてきた。
ここでは、それらをまとめて、権威主義の行く末について説明してみたい。
権威主義の行く末
東アジアでは、権威主義が受け入れられやすい、という議論がある。この地域の多くの国々の近代化の初期において、権威主義的な経済政策が比較的うまくいったということが一つ、個人意識と民主主義の確立が国民自身の手で行われず、欧米から移植されたものであることがもう一つの理由である。
現在、日本では、民主主義から権威主義への揺り戻しが起きているように見える。果たしてどうなるか? 続きを読む
国を守るためになすべきこと
2016年7月19日 投稿者:宮司
最近、大学に通っている娘と話す機会があった。娘の口から、北朝鮮や中国が日本に攻めてきたらどうしようということが、大学生の間で話題になっているということを聞いて、驚いた。現在の政権の裏にいる人たちの宣伝がここまで来たか、という思いがした。そこで、今回は、わかりやすく、国の安全保障をいかに維持するかということについて述べてみる。
国を守るためになすべきこと
自分の国を、他の国の侵略から守るということについて、考えてみます。
難しく言えば、国の安全保障をどのように作るか、ということです。
現在の日本では、最近は、お隣の北朝鮮とか、中国の軍事行動の矛先が日本に向くのではないか、 続きを読む
憲法改正運動の危険性
2016年7月2日 投稿者:宮司
憲法改正運動の危険性
本日は、皆さんに率直にお話ししたいと思います。それは憲法改正の運動についてです。神社本庁や神道政治連盟、美しい日本の憲法を作る国民の会、自民党の全ての憲法改正運動に対してです。
皆さんは、これらの改正運動が目指す日本国の改変の内容が全て同じであるということをご存知ですか?
それよりも皆さんは、美しい日本の憲法とはどんな内容であるかご存知ですか? 美しい日本とはどのような日本であるかご存知ですか?
これらの運動の根っこにいて、日本を自分達の思い描くような国にしようと考えている人たちがほんの一握りであることを知っていますか?
そしてほとんど何も知らないままに現在、700万人もの人々が憲法改正の署名に応じていることを知っていますか?
今、日本は、大変な曲がり角に差し掛かっています。それを知らずになんとなく社会の雰囲気の中で憲法改正に応じてしまったら、とんでもない社会が実現してしまいます。うっかりEU離脱を決めてしまって困り果てている英国以上のひどい現実が待っています。 今日はそのお話をいたします。 続きを読む