宮司のブログ

こんにちは。日吉神社の宮司を務める三輪隆裕です。今回、ホームページのリニューアルに伴い、私のページを新設してもらうことになりました。若い頃から、各所に原稿を発表したり、講演を行ったりしていますので、コンテンツは沢山あります。その中から、面白そうなものを少しずつ発表していこうと思います。ご意見などございましたら、ご遠慮なくお寄せください。

個人化と民主主義の将来

2018年1月9日   投稿者:宮司

 近代化は、個人化を促進すると、屡々述べてきた。

 民主主義を成立させた啓蒙思想は、理念として、「個人の自由」を基礎において民主主主義を形作った。しかし、現在と比較して、当時の社会は、個人化は全く進んでいなかった。したがって、政策を主張するのは、実質的には、階層であり、一定の利害関係を共有する集団であった。そのため、代議制を基礎とする政党政治が民主主義の具体的な姿となった。個人を基礎として、その話し合いにより政策が決定されるということは、理念でしかなかった。 続きを読む

世界-日本


希望の党とリベラル

2017年10月9日   投稿者:宮司

 本ブログの「健全なる保守」の中で、皮肉を込めて、現在の自民党を叩いた。なぜなら、自民党は、その綱領にあるように自由と民主主義に立脚する政党から、国家主義の政党に衣替えをしてしまったからである。本ブログ中の「神社本庁(日本会議)の見果てぬ夢」の中で明らかにしたように、安倍グループの政治研修会の中で、3年前にすでに、「国民主権、基本的人権、平和主義」をなくすことが憲法改正の真の狙いであると言明されている。自民党の憲法改正草案は、憲法9条の改正もさることながら、真の狙いは、国民主権と基本的人権の否定にあるということは、本ブログ中の「憲法改正運動の危険性」の中で述べたとおりである。従って、自民党は党名を変えるべきだ。さしずめ「大日本愛国党」とか「国家主義党」などと言った党名が適切であろう。 続きを読む

日本


幸福感と豊かさ

2017年9月17日   投稿者:宮司

 いささか旧聞に属するが、2012年にアメリカで製作された「Happy」という映画がある。多くの国際映画賞を受賞し、今尚、世界各地で自主上映が行われている。この映画は、文字どおり、人間にとっての幸福感の実態を追求した映画である。アメリカ合衆国は、第二次大戦後、国民の平均的な幸福感は上昇したが、ある時期に頭打ちとなり、映画製作時点では、世界で二十三番目となっていた。また、日本は、先進国では、最も幸福感が弱い国であった。この映画では、人間の幸福感を示す物理的な兆候として、特定のホルモンが体内に分泌されることが、医学者により発見されたことを利用して、それぞれ人々の幸福感を測定している。 続きを読む

世界-日本


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