山王稲荷社

ご祭神 倉稲魂神(うかのみたまのかみ)

このお社は、尾張徳川家四代の殿様の吉通公が、旧丹羽郡石枕村(今の江南市石枕)に、鎮座の稲荷の神祠を正徳三年(一七一三年)に、名古屋城の正南一里程の愛知郡古渡村(今の名古屋市中区古渡町)に、当社の山王神霊の分霊と共に、山王稲荷として移し祀られた神社の分霊を祀る、ご神威高き霊験あらたかなお社として、江戸時代の終り頃に創建されたと、伝えられております。
古来より境内西南の地にて鎮座されておりましたが古朽の為、昭和二十八年十一月五日に住民等が、山王稲荷講を組織して社殿拝殿等を境内東北の地(現在地)に新築し、その後奥宮(現 稲荷社横に鎮座)も創建されました。
平成二十年九月には、崇敬者等により覆屋などが修築され現在に至っております。

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