著作の出版
本日、新著「共産主義という迷妄」をアマゾンのE-bookで出版しました。kindle unlimitedで会員の方は無料で読めます。それ以外の方は500円でお買い求めください。
もちろん、アプリのkindleを無料で購入して、そこへ取り込む形で取得できます。スマホでも、タブレットでも、パソコンでも利用できます。
以下に概要を示します。
共産主義を謳う国家が歴史に初めて現れたのは、1917年のロシア革命で生まれたソビエト連邦(ソビエト社会主義共和国連邦)である。
ソ連誕生後、20世紀には、東欧や中国、南米や東南アジア、アフリカ大陸に多くの共産主義国家が生まれた。
これらの共産主義国家が、歴史の流れの中で消失したのは、1991年末のソ連の解体が始まりであった。
つまり、共産主義国家は、20世紀に咲いた徒花のようであって、21世紀を4半世紀も過ぎた今日、純粋な共産主義国家は存在していない。
唯物史観によれば、資本主義が成熟すれば、必ず共産主義社会が生まれ、発展していくはずであったのに、これは、どうしたことなのか?
考えられるのは、唯物史観そのものが誤っていたのである。
本書では、唯物史観やその元となったマルクスの理論を検証し、なぜそのような間違いが起きたかを明らかにし、誤解の原因を探り、共産主義理論の魅力と限界を示し、唯物史観に代わる社会変動理論を提示することを試みる。
以上です。ご関心のある方は是非お読みください。 (2025/05/30)