自説「大東亜共栄圏の今昔」を否定する
2023年12月11日 投稿者:宮司
2013年にこのブログを書き始めてから、多くの読者に支持されて、10年が経過した。
様々なテーマで、興の赴くままに書き続けてきたが、最近、気になっていることがある。
それは、「三輪隆裕のブログ」で検索をかけると、時々、2005年に書き上げ、2013年の3月に本ブログに発表した「大東亜共栄圏の今昔」が上位に出てくる。これは、この小論が読者にかなり支持されている証拠であると思われる。
インターネットは神か悪魔か
2023年11月28日 投稿者:宮司
以前、本ブログで、インターネットは個人を地球規模で結びつける技術であり、人類を一つにする第三次産業革命であると書いた(「人類史の四区分」2023/09)。
続きを読む事物の客観性と認識の客観性の問題について
2023年11月23日 投稿者:宮司
私は、本ブログ中の「歴史相対主義を憂う」の中で、「ドイツでは、カントの批判哲学を受けて、物自体の認識を理論化するために弁証法を取り入れた観念論が哲学の主流であり、結果として価値哲学に見られるような歴史相対主義に入ってしまう。これに対し、物自体を物として、ものの定在から認識のあり方を追求したマルクスが共産主義理論を作り上げたのは興味深い。価値哲学の歴史相対主義と唯物史観とは、弁証法から生まれた兄弟と言える」と論じた。
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